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● こちらが不利にならないように
1.イエス・ノーは明確に
日本人は明確に意思表示をするのが苦手です。特に「ノー」を言いにくいという人が多いです。ですが、中国留学という大きな買い物をするときには、こういう姿勢では良くありません。
カウンセリングを受けている途中で、どうもこの中国留学エージェントは良くないなと感じたら、例えば「中国留学をしないことにした」など、今後は付き合う予定がないという姿勢を見せるべきです。また、現地サポートなどの付加サービスを勧められた場合も、必要ないなら「いらない」と、明確に意思表示しなければなりません。そうしなければいつまでたっても電話がかかってきますし、いつまでもしつこく付加サービスを勧められることになります。
2.不明瞭な点はしっかりと聞く
例えば、「発音矯正の選択科目はあるのですか?」と質問して、それに対して中国留学エージェントが「たぶんあると思う」と答えたとしましょう。もしその回答に納得がいかないならば、「あるかないか明確に答えてくれ」と要求すべきです。
相手に対して強く出るのはイヤだなぁと遠慮し、きっとあるだろうと自分を納得させ、実際に大学に着いてみると選択科目はなかった。不明瞭な点をあいまいなままにして、最終的に損をするのは中国留学をする本人です。
3.業務内容を明確にする
中国留学エージェントがどこまでやってくれるのか。申請書を出すところまでなのか、寮の予約までしてくれるのか、現地で問題が起きたときにどの程度まで対応してくれるのか。こういった業務範囲は契約する前に明確にするべきです。
それを明確にしないで、きっとやってくれるだろうと勝手に期待しても、契約範囲外の業務までやる義務は中国留学エージェント側にはありません。
4.メールの履歴はすべて残す
中国留学エージェントとやり取りしたメールは、すべて残しておきましょう。また、カウンセリングをした際のやり取りのうち、重要な項目については、その場でメモを残すべきです。そうすることで、あとでトラブルが発生したときに、言った・言ってないの水掛け論を避けることができます。
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